ども、コンニチワ。早く A16 になりたい青組AG いぢま。(@ezm_t )です。
さて、前編に引き続き、去る 2015年06月20日(土)、宮城県は仙台市で行われた『#Persepolis XM Anomaly Primary: Sendai (Tohoku), JP』についてお伝えいたします。
訳あって参加できなかったけど、どんな感じだったのか知りたいわあってな貴方のお役に立てればコレ幸いにございます。
またしても緑に沈む中で
▲ 豊かな自然と穏やかな流れを湛える広瀬川が戦場に変わる
クラスタ1での我々の担当するポータルは名曲『青葉城恋唄』(*1)にも歌われた広瀬川の袂にありました。
今回は移動距離が長い割に移動手段が限られていたので、途中のコンビニで食料を調達し、早めに現地に着いて近くの公園で昼食タイムです。
そんな、一見和気藹々としたピクニックな感じを楽しんでいた我々をまたあの悪夢が襲いました。
*1: さとう宗幸さんが歌った昭和の名曲です。わからない人はお父さんお母さんに聞いてね♪
▲ 緑に沈むスキャナー、宮城が緑に覆われてしまいました。
まず始めに、仙台市北部にある北泉ヶ岳の『北泉ヶ岳山頂板』、牡鹿半島先端にある田代島の『猫神社』、蔵王連峰不忘山の『不忘の碑』を繋ぐ巨大CFが張られ、その後頂点が栗駒山の『栗駒山山頂』まで拡大され正三角形に近い多重CFとなりました。
相変わらず見事な作戦です。
これをアノマリーの時間内に壊すには船とヘリコプターが必要です。
Intel Map で状況を確認したオイラ達は薄っすらと敗北を予感してしまいました。
でも、まだ分からない。
既にCFを破壊すべく田代島や蔵王に向かっているかもしれない、いや、既に先を見越して山小屋待機しているのかもしれない。
そう信じてクラスタ1に臨みました。
我々地上部隊は自分たちができることをして、CFが晴れるのを待つしかないのですから。
そして、オイラ達のチームは、ある陽動作戦をして、緑組の方々を自分たちの担当ポータルに引きつける事に成功しました。
詳細は書けませんし、ENLの方々に確認した訳ではないのでわかりませんが、多分成功だったと思います。や、わかんないけどw
▲ 自分たちの担当ポータルを犠牲にして多くの緑組さんを集めたクラスタ1
クラスタ1からクラスタ2への移動は地下鉄でしたが、その地下鉄の駅前でとんでもない光景に出くわしました。
▲ リムジンをチャーターしたチーム
なんと、クラスタ間の移動にタクシーならぬリムジンをチャーターしちゃったチームと遭遇してしまいました。
まあ、注目度満点で写真撮られまくってましたね。
いやあ、優雅な移動、羨ましい。
ま、車体の長さや座席数だけはオイラ達の移動手段も負けてないですけどね。
地下鉄万歳!
さて、本題に戻ります。
クラスタ1を捨て身の作戦で落としてしまった我々のチームでしたが、クラスタ2、クラスタ3を勝利し、いよいよ最終のクラスタ4の担当ポータルへ移動しました。
そこで、オイラ史上最高の戦いが繰り広げられたのでした。
ガチンコ勝負
▲ 植え込みに隠れるように立つ何気ない歌碑
担当ポータルは奇しくも伊達政宗の歌碑、戦の神が舞い降りてきそうな予感がします。
この時グループリーダーが我々と、隣接ポータル担当のチーム全員を集め、巨大CFが晴れないままでは小手先の作戦など意味もないし、最後なんだから総力戦で獲りにいこうと伝えます。
そう、いつ晴れるとも分からない巨大CFが晴れた時の為に周辺のポータルキーを集めたり、人員を分散して配置したり、きちんと担当分けをした全てを忘れて、ガチの殴り合い(勿論スキャナーの中の話ですw)をしようと決めたのです。
このグループリーダーの判断は正しかった。
実は、京都では最後まで勝たなきゃいけないプレッシャーと作戦行動に人員を取られた為にかなり厳しい状況で戦って、勝てない焦り、楽しいよりきつい感じの方が強かったんです。
一兵卒に作戦の内容も状況も降りては来ないから、変なプレッシャーの中、大きなダムにお砂場スコップで穴開けるような戦いを強いられちゃう訳です。
勝負事なので勝ちに拘るのは当然で、それは青も緑も同じことで、巨大CF作戦を成功させた作戦部隊はそれは気持ち良いでしょうし、後ろ盾があるのは戦いやすいかもしれません。
でも、やはり戦いを楽しみたい、現場で戦ってる実感がないのは辛いです。
ところが、優勢なはずのENLの方々も同じように感じていたのですね。
計測時間が始まる数分前にグループリーダーの静かなカウントダウンを合図に緑色だったポータルにその場にいた全員でバースターを撃ちました。
流石に瞬殺でしたねw
すると、それに気付いた隣接ポータルのENLの方々が走って応戦に来る、我々は次にその隣接ポータルを獲りにジワジワと陣形を移動していく、まさに戦国時代の合戦のように両陣営がポータルとポータルの間で相見え本当にガチの撃ち合い獲り合いが始まったのです。
でもねえ、どちらの陣営もみんな凄く楽しそうだったんですよ。
巨大CFっていう呪縛から解き放たれて、現場で、生身の人間同士が戦っている事を実感しながら戦って、しかもガチで撃ち合えば拮抗しているから獲って獲られての良い勝負になるんです。
しかも、今までは動きを読まれないように攻撃中は指示など声を出さないようにしていたと思うのですが、もう、お構いなしに「やべ、MOD!ちょっと、誰かシールド入れて!」とか「よし!キャプった!」とか「いいよ、もう団子でもいいから!」とか、お互い普通の声の大きさでワーワーキャーキャーやりながら計測時間終了まで戦ったんです。
もうねえ、気分的には体育祭の騎馬戦のような感じw
本当に心の底から楽しめました。
戦い終わったあと、お互いの健闘を称えあうと共に、皆口々に「いい戦いだった。」「楽しかったあ。」「こんなに楽しいワンコは初めてwww」と勝ち負けとは関係ない嬉しさを表してましたね。
あくまで個人的な見解ですけど、そもそもグラウンダーの戦い方ってこれでも良いんじゃないかと思いました。
もうねえ、巨大CFとかスーパーノヴァとかで大方勝敗が決まってしまうのだから、兵卒はみんな現地に来て一緒に撃ち合えば良いんじゃないのってね。
▲ 戦い終わって Ingress の楽しさを再発見した両陣営のエージェント達
戦い終わって余韻を楽しんでいる時に分かった事なんですが、この時戦った方々は前編でお伝えした通りオイラがオープニングセレモニーでたまたまカメラを向けたリンクアンプ教の方々だったんです。
偶然じゃなく、あの時既に何かの運命に導かれていたんじゃないかと、XMの秘めたるパワーを垣間見た気がしましたw
勝ち負けも大事だけど、最後の最後で素晴らしい戦いができて、とても清々しい気持ちでアフターパーティーに向かう事ができました。
あの時、(開き直って)総力戦を判断してくれたグループリーダーに感謝します。
共に戦った仲間に感謝します。
一緒に激闘を繰り広げてくれたENLの皆さんに感謝します。
本当にありがとう!
アフターパーティー
▲ アフターパーティーのステージ上でのサプライズプロポーズ
Niantic Labs.(ナイアンテックラボ)の須賀さんも開宴 10分前に聞いたという、まさにサプライズなプロポーズがありました。
DARSANA で出会い、SHōNIN で二人だけの秘密の約束をし、この PERSEPOLIS でプロポーズというまるでドラマのようなお二人の話に会場中が祝福しておりましたね。
もう、ドラマ化しちゃえばいいじゃないw
▲ 伊藤仙台市副市長
仙台副市長の伊藤さんからは「今年12月には地下鉄東西線が開通します。より Persepolis がやり易い街になります!」と力強いお言葉を頂きました。
緊張されているご様子だったので、多分 Ingress がやり易いの言い間違いだと思いますが、いずれにせよ仙台の街が更に便利になるのは間違いないです。
▲ 仙台市からのアワード授与
そして、副市長からは内閣総理大臣賞を頂いた名工が作ったコケシが送られました。
手前は時空を超えていらっしゃった伊達政宗公から仙台牛 1kg の目録の授与。
▲ ENL代表の挨拶
▲ RES代表の挨拶
「どんな結果であろうと恥じることのない戦いができたと思う。」
ホントそう思います。
勝っても負けてもみんな一生懸命やったんだから恥じることなんて一つもないですよね。
▲ イトナブ石巻の Satoshi Masu.さん
イトナブ石巻の Satoshi Masu.さんからは石巻の復興イベントや翌日の Mission Day についてもお話がありました。
そして、協賛企業さんからのアワードへと移ります。
▲ 最早定番となったローソンさんのからあげクン 1年分!
これに関しては、WEEK や MONTH の実績ではなく、とある実績を上げたエージェントに贈られました。
ローソンさんが作った初の公式ミッション「昭和時代からあるローソン」の全国20のミッションを初クリアしたエージェントに贈られたのです。
これねえ、凄いことですよ。
だって、北は北海道札幌から南は九州福岡まで、全国 20箇所150店舗を廻らなくちゃいけないんです。
しかも、ローソンの店舗ですから間違ってもレンジの中に 3ポータル入るなんてぬるいミッションにはならない訳ですよ。
今後も全クリ出るかどうか...。いやあ、凄い!
▲ からあげクン 1年分!の贈呈
前編もお読み頂いた方はお気づきかもしれませんが、受け取ってる女の子、例の紐の正しい使い方の女の子です。
そうなんですよ。ローソンミッションをコンプしたの思いっきり知り合いのエージェントさんでした。なんか、オイラも嬉しい。
更に、それだけじゃなく、この場で A16 に上がると宣言。
▲ この場で A16 になるためにリチャするもスキャナーのレスポンスが...
サーバーの問題なのか、回線の問題なのか、なかなかリチャが出来ず、ヤキモキする場面もありましたが...
▲ ズバーンと光の柱が立って、無事 A16 に昇格!
陣営関係なく会場中が湧き上がった瞬間でした。
陣営関係なく実績を讃えあえる Ingress ってホント素晴らしいですよね。
重ね重ねおめでとうございます!
新たな提携・コラボの発表が続々
アワードの発表と共に賞品を提供してくださった企業各社から次々に新たな提携やコラボアイテムなどの発表がありました。
▲ 伊藤園さん
伊藤園さんは『FSなどへの商品提供』『全国 2000台の災害対応自販機のポータル化』『東京、京都、大阪、仙台に新たに Ingress イルミネーション自販機の設置』を発表されました。
▲ 三菱東京UFJ銀行さん
三菱東京UFJ銀行さんからは『全国の店舗・ATMのポータル化』と『MUFGカプセル』が発表されました。
MUFGカプセルは入れておいたイアテムが一定期間後に少しづつ増える(利息が付く)という夢のようなアイテムで、どのポタルからも出る可能性はあるが、MUFGポータルでは若干出易くなっているとのことでした。
▲ ソフトバンクさん
ソフトバンクさんからは『全国のソフトバンクショップポータル化』と『Softbank Ultra Link』が発表されました。
Softbank Ultra Linkはリンクの距離を延ばすだけでなく、アウトリンクの数を 1個あたり 8本追加でき、更にリンクによる防御力も増強してくれるという、今後巨大CF作戦に欠かせないものになること間違い無しのアイテムですね。
こちらもソフトバンクショップでは若干出易くなっているそうです。
結果発表
▲ まあ、予想通りENLの勝利でした。
最後まで巨大CFが消えなかった事からも情報班から入ってくる途中経過からも分かっていたので覚悟はしていましたが、やっぱり悔しいですね。
▲ 国内最大級のセンターマルチモニターに映し出されるENLのロゴ
ま、でも、今回は最後に凄く楽しい戦いでストレス発散出来たから清々しい気分で緑組の皆さんの健闘を讃えられます。
とは言え、次回はメインモニターも会場中の照明も青く染めたいものです。
次こそは一矢報いたい。
企業コラボや自治体との連携など、Ingress を取り囲む環境もどんどん変わって、アノマリーもホントお祭りのような感じになってきましたが、あくまで戦いなのですよね。
次回がどこでいつ開催されるのか、まだ分かりませんが、可能な限り参加して次こそは勝利の雄叫びをあげたいものです。
▲ 皆さんお疲れ様でした!またね!
前回の『SHōNIN』でのハンケさんの言葉が本当なら、次は年末になるはずです。
それまでにはオイラも A16 になっているはずですし、もう少し Ingress の戦略などにも詳しくなって、少しは役に立てるようになっていたいなあと思いつつ、今回のレポートを締めさせて頂きます。
皆さん、次回もよろしくお願いします!
じゃあ、またね!
▼ iOS 版
Ingress
カテゴリ: ゲーム
販売元: Google, Inc.
価格: 無料
さてさて、今回の記事は貴方のお役に立てましたでしょうか...。
関連リンク
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