ども、コンニチワ。メダル実績が足りずに A10 で足踏み状態の いぢま。(@ezm_t )です。
さて、本日(2015年01月16日)未明に Ingress の新たな実績メダル『Recruiter』が開放されました。
スキャナーを立ち上げるといきなり50人リクルートしろとかポップアップが出たりして、既にご存知のエージェントさんも多いと思いますが、この実績メダルについて思うところもあるので、その辺も含めてご案内したいと思います。
真面目に頑張ってるエージェントな貴方のお役に立てればコレ幸いにございます。
メダル獲得の条件
新たに追加された『Recruiter』メダルの取得条件はちょっと複雑ですので以下に整理してみました。
メダルの取得条件
- ブロンズ
- 2名以上リクルート
- シルバー
- 10名以上リクルート
- ゴールド
- 25名以上リクルート
- プラチナ
- 50名以上リクルート
- ブラック(オニキス)
- 100名以上リクルート
リクルートとしてカウントされる条件
- スキャナー(Ingress アプリ)から招待メールを送信する
- 招待メールを受け取った人がエージェントになる(Ingress を開始する)
- 招待してエージェントになった人がエージェントレベル 3 以上になる
但し、Invitation Code などは無く、送ったメールアドレスで Ingress を始めないと招待者との紐付けが出来ません。
つまり、Gmail 以外のメアド宛てでは何百通と招待メールを送ろうが、受け取った人がエージェントになろうが、A16 になろうが、実績のカウントは増えないので注意してください。
ま、スキャナー(Ingress アプリ)上の招待枠のカウントは減りますけどねw
と、まあメダル獲得までの敷居が高いのです。
チート対策なのかもしれませんが、逆にきちんとエージェントプロトコルを遵守している既存エージェントには面倒でしかないような気もしますねw
新規エージェントの招待方法
新規エージェントのリクルートはスキャナー画面から行います。
招待メールの送信自体は至って簡単なので Gmail のアカウントを知っているお友達が沢山いらっしゃる方はサクッと送信しちゃうこともできます。
▲ スキャナー画面右上の『OPS』をタップして、画面が切り替わったら画面上部のメニューから『RECRUIT』をタップします。
▲ 『Recruit Agents』ボタンをタップするとスマホの連絡帳(*1)に登録されたメールアドレス一覧が表示されます。
*1:iOS の場合スマホの連絡帳へのアクセス許可の確認ダイアログが出ますので「OK」をタップして許可してください。
▲ あとは『Invite』ボタンをタップすればバックグラウンドで招待メールが送信され、そのメールアドレスが非アクティブになります。
以上で、新規エージェントの招待メール送信は完了です。
あとは、受け取った方がエージェントになって(Ingress を開始して)レベル 3 以上になれば『Recruiter』メダルのカウントが 1つ増えるという訳です。
コラム
今回のこの『Recruiter』メダルの実装に関しては色んなところで色んな意見が出てますので、オイラもちょっと書きたくなっちゃいました。
『Recruiter』メダルの実績条件とか招待の方法だけ知れればイイって方はこの先は読み飛ばして頂いて結構です。
あ、でも、それも寂しいのでお時間がございましたらどうぞお読みくださいw
批判される新メダル
Google+ 内の Ingress コミュニティでも批判的な投稿が目に付きます。
殆どがメダル欲しさに大量の副アカウント(*2)が作られる事や、大量の招待メールが迷惑メール化する事への懸念や嫌悪感を表したものですが、まあ、ストレートな批判から皮肉たっぷりなコラージュ画像まで実に沢山の投稿がされています。
*2:Ingress エージェントプロトコルではマルチアカウント(1人で複数のアカウントを使い分ける)を禁止しています。
▼ 新メダルをアナウンスする投稿もコメント欄が荒れてますw
▼ エンベッドした投稿が上手く表示されない場合はコチラのリンクからどうぞ
Earlier, Ken Owens announced the Recruiter Medal to reward Agents for…
では、何故こんなに世界的に不評を買ってしまっているのでしょう。
答えは簡単です。
既にエージェントとしてずっと活動してきた方々は報われず、前述した副アカウントを使ってチートしするプレイヤー(敢えてエージェントとは呼びませんw)に褒美が与えられるように思われる実績メダルだからです。
勿論、真面目に Gmail のアカウントを伺って、スキャナーから招待メールを送ってリクルートする方もいらっしゃるでしょう。
でも、多くのエージェントはそんな手間な事をしてまで実績を稼ぐより一刻も早く Ingress の楽しさを体験してほしいと思うのではないでしょうか。
オイラも今まで何人かの人間をリクルートしてエージェントにしましたが、その際にはわざわざ招待メールなど送らずにその場でアプリをダウンロードしてもらって、エージェント登録から用語や操作方法の解説までしてました。
多分、殆どのエージェントがそんな感じのリクルートをしてきた事でしょう。
残念ながら、この方法では現在のシステム的に誰が誰にリクルートされてエージェントになったかなんて分かりません。
でも、今後も古参のエージェントはこの方法でリクルートしていくでしょうし、そもそも古参のエージェントは周りで興味を持ちそうな人は既にリクルート済みなはずです。
つまり、この『Recruiter』メダルは真面目に活動してきたエージェントにとっては取得困難なメダルなのです。
このメダルは誰のため?
▲ 古参兵なのに『Recruiter』メダルが輝いていると懐疑的な目で見られてしまうかも?
では、一体何のために、いや、誰のためにこのメダルは実装されたのでしょう。
まず考えられるのは Ingress の収益化のために母数を増やしたい Google の思惑があります。
これはオイラ的には全然問題無いですし、寧ろこの動きは自然な気がします。
以前、ミッションが開放された際に書いた記事でも述べましたが、無課金のゲームを存続させるには課金システム以外の部分で収益化を図っていかなくてはなりません。
そのための施策として既にローソン各店舗のポータル化や保険会社のアクサの拠点ポータル化・オリジナルアイテム(AXAシールド)の実装がされています。
エージェントにお金を払わせない(リアル課金は除くw)仕組みのまま収益を上げるにはスポンサー(広告主)から頂戴することになる訳で、その為には広告を見てアクションを起こす見込み客の母数を増やそうとするのは当然の流れです。
▼ その辺りの事は以前書いたこちらの記事でも触れています。
[K]【コラム】Ingress に新たに追加された「Missions(ミッション)」から垣間見える Google の戦略についての個人的な考察 #Ingress - Knowledge Colors
【以前の記事】
では、既存エージェントにはもう余地のないリクルートの実績メダル化は効果が見込めるのでしょうか。
実はこの辺りの話は、共にエージェントであるブログ『[L] Lifehacking.jp』の堀さん(@mehori)、ネットウォッチャー?のおおつねさん(@otsune)とのやり取りでご意見を頂いちゃいました。
ありがとうございます。
で、この実績メダルは既に飽和しているであろう既存エージェントの繋がりには期待せず、新たな広がりを期待した新人エージェント向けのメダルではないかという事なんです。
そもそも、古参のエージェントがこんな面倒なリクルートしない事は Niantic の中の人たちだって百も承知だよとw
確かに、周りの声を聞いても「エージェントになりそうな奴には一通り声掛けちゃったし、もうエージェントになっちゃってるし...。」てな感じになってますし、現在の招待システムは実に面倒が多いです。
はい、オイラもそう感じますですw
つまり、Niantic Lab 的には今回のような既存エージェントの反応は承知の上で、新たな広がりを求めてまだ招待の余地を持っていそうな新人エージェントの為に『Recruiter』メダルを実装したという訳なんです。
なるほど、確かにそう考えれば納得できます。
でも、そうなると、既に長く活動してきてエージェントレベルも 2桁超えているようなエージェントが『Recruiter』メダルのゴールドとかプラチナとか取ってたらチートを疑われちゃいそうですよねw
取ってない事が清廉潔白の証になっちゃったりして...。
いやいや、良いんですよ。
ちゃんとズルッコなしで実績を積んでメダルを獲得した方は胸を張って自慢してください。
自陣のエージェントを増やすことも立派なエージェント活動です。
ただ、あまりに短期間に実績上げちゃうと疑われちゃうかもしれませんし、友達みんなからスパム扱いされちゃうかもしれませんからほどほどにね♪
とは言え、実績メダルは普通にエージェント活動をしていれば取れるものですし、今回の『Recruiter』メダルだって面倒な手順さえ踏んで気長にやっていけば良いだけの事です。
期限がある訳でも無いのに焦る必要なんて無いんです。
楽して稼ごうとか、一気に稼ごうなんて邪な事を考えるから「無理だ」とか「チート誘発する」とか考えちゃうんです。
そんなインチキをして取ったメダルなんて何の価値も無いし、誰も讃えてくれません。
それに、普通にエージェント活動してればチートは大体分かりますよ。みんな見てます。
バレてないと思ってるのは本人だけですw
ま、そんな頭の悪いプレイヤー(敢えてエージェントとは呼ばない)は限られた連中でしょうし、放っておけば良いのです。
そう考えれば、今回実装された『Recruiter』メダルも誠実さが試される、我々エージェント全員の為のメダルだと言えるんじゃないでしょうか。
でも、まあ、何れにしても、オイラには『Seer』とか『Guardian』並みに縁の無さそうなメダルだなあ...(遠い目)
▼ iOS 版
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カテゴリ: ゲーム
販売元: Google, Inc.
価格: 無料
さてさて、今回の記事は貴方のお役に立てましたでしょうか...。
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