ども、コンニチワ。もうすぐ A12 に上がれそうな いぢま。(@ezm_t )です。
既にご存知の方も多いと思いますが、Ingress が第 18 回文化庁メディア芸術祭のエンターテーメント部門で大賞を受賞しました。
で、2015年02月04日(水)〜02月15日(日)の期間、Ingress を含めた各部門の受賞作品展が東京は六本木の国立新美術館で行われています。
Ingress の展示ではゲームのバックストーリーで描かれている全ての発端となった本物のパワーキューブ『啓示の夜のパワーキューブ』が展示(本物です。展示用に製作したとか言ってる人は XM の浴び方が足りないので展示期間中に国立新美術館に行ってくださいw)されていたり、様々な仕掛けがあるということで楽しみにしつつお邪魔してまいりました。
会場までのアクセス
▲ 東京メトロ千代田線乃木坂駅から国立新美術館までの地下通路の案内板
会場である国立新美術館まではいくつかの行き方ありますが、電車をご利用の場合の最寄駅は『東京メトロ千代田線乃木坂駅』、『都営大江戸線六本木駅』、『東京メトロ日比谷線六本木駅』の3駅になります。
余談ですが、3駅の中では乃木坂駅が一番近いし、乗り継ぎが楽だったのでオイラは千代田線を使って行きました。
■国立新美術館
住所:〒106-8558 東京都港区六本木7-22-2
TEL:03-5777-8600 (ハローダイヤル)
FAX:03-3405-2531
開館時間:10時~18時(入館は17時30分まで)
休館日:毎週火曜日(祝日又は振替休日に当たる場合は開館し、翌平日休館)
※ 詳しくは『国立新美術館 THE NATIONAL ART CENTER, TOKYO』でご確認くださ。
▲ 東京メトロ千代田線乃木坂駅の 6 番出口は美術館直結なので雨でも大丈夫♪
オイラが行った日曜日(2015年02月08日)はあいにくの雨模様でしたが、会場にはかなりの来場者の方々がいらっしゃって、途中何度か入場規制も掛かったようですね。
いざ、Ingress ブースへ
▲ Ingress ブースの入り口には壁面には紹介映像が流れるタブレット
ブース入り口に取り付けられたタブレットからは我々には馴染みのあの映像などが流れていましたが、近くにいたカップルは「ああ、聞いたことあるよコレ位置情報使ったゲームだよ。」なんて話してたので、リクルートすれば良かったと反省w
▲ 大盛況過ぎてなかなか中に入れない Ingress ブース
先にも書きましたが、あいにくの天気にも関わらず多くの方々が訪れていまして、勿論、エージェントじゃない方々もいらっしゃった訳ですが、まあ、大盛況でしたね。
5〜10分ぐらい入り口付近で入れず待ってました。
で、中入ってから気付いたので、ちょっと苦言を...
エージェントの皆さん、展示の目玉である『啓示の夜のパワーキューブ』をハックしたり、キャプチャしたり、ってのは元々そうゆう展示内容なので全然良いんですけど、入り口付近で GPS が安定したからってそこに陣取って動かないのはエージェントとしてどうなんでしょう?
実は中に入ると結構余裕があったりしました。
今回の展示は第18回文化庁メディア芸術祭の受賞作展示であって、エージェントのためのイベントではないのでエージェントじゃない方々もご覧になる訳です。
寧ろそうした Ingress をご存じない方々にこそ見て頂きたいと思うんですよねえ。
だから、せめて出入り口を塞ぐのだけはヤメテ頂きたいなあと思うんです。
そこだけがチョット残念でした。
念のため言っておきますが、決して入り口付近が GPS 安定する訳ではありません。
オイラはブースの中に入って暫くしたら安定してハックもキャプチャも出来ちゃいましたし、記念にオーナーまで取らせて頂きました。
ちゃんと邪魔にならないところでねw
これから行こうと思っているエージェントの皆さんは、エージェントとして模範になるような行動を心掛けましょうね♪
啓示の夜のパワーキューブ(Power Cube of the Epiphany Night)
▲ 今回の展示の目玉『啓示の夜のパワーキューブ』
さあ、これが、期間限定でポータルにもなっているあのパワーキューブです。
オリバー・リントン・ウルフ博士が開発し、あの夜暴走させてしまったパワーキューブ...
Ingress の物語始まりのパワーキューブです。
これが見たくて来たエージェントが殆どだったでしょうね。
勿論、オイラも♪
因みに、パワーキューブの周りの床には書き込み可能な白いタイルが敷き詰められていて、ここにアイテムが手に入る暗号やグリフなどが書かれていたらしいんですが、来場者の方々の書き込みで既に判読不能な状態でしたw
あ、そそ、Ingress のバックストーリーをご存じない方は、コミックが電子書籍化されていますのでそちらをご覧になると Ingress をより楽しむ事が出来ますよ。
※ Ingress 1,2 & 3 [Kindle版]の日本語版は表示レイアウトに問題が見つかった為に販売停止中(2015年02月12日現在)
▲ パワーキューブを取り囲む壁には展示に関係するポータルのリアルタイム映像が投影される
Ingress ブース内側の壁面にはこの『啓示の夜のパワーキューブ』を含め、周辺の3つのポータルがリアルタイムで映し出されています。
そして、それらポータルの状況によって壁面に映像が流れる仕掛けになっているんです。
そうなんです。
訪れたエージェントの行動によってリアルタイムに展示内容が変化するという、如何にも Ingress らしい仕掛けです。
エージェントは行けばそのリアルタイムの状況変化を見るだけでなく、自分で作り出すこともできるんです。
素晴らしいですね。
で、Niantic Labs の川島さん曰く、映像が出る状態は 11パターンもあるそうで、両陣営のポータル支配状況の他にP1(全てのレゾがレベル1)の状態や、全てのポータルが白ポータル(どちらの陣営も取っていない)の状態などクロスファンクションで連携しないと、ほぼ実現不可能な状態で流れる映像もあるようなので、全映像コンプしたい方は兎に角頑張ってみてくださいw
Ingress の世界を再現した展示
▲ 映画のワンシーンに出てきそうな機密文書っぽいものが壁一面に貼られていたり...
前述した『啓示の夜のパワーキューブ』以外にもバックストーリーを読んだことのある者にとってはワクワクしちゃうような物語を再現した展示内容であったりもします。
▲ 見たら秘密機関から命を狙われてしまうかもしれない極秘ファイル
また、世界各地で行われたイベントのスナップ写真が展示されていたりして、Ingress の人気がワールドワイドで、且つ、如何に人々を魅了しているかが伝わってきます。
▲ 世界各地で行われたイベントのスナップ写真
昨年、東京で行われた DARSANA の集合写真やイベント中のスナップもありましたので、参加された方は確認してみると良いかもしれません。
Niantic Labs 川島さんに聞く Ingress 界隈の話
▲ Niantic Labs 川島さんと頭が緑に光ってるけどレジスタンスなおじさん(オイラ)
タイミングよく Niantic Labs の川島さんもいらしたので、ご挨拶とほんのちょっとだけお話をお聞きしました。
いやあ、今までイベントなどでお会いすることはあっても、ちゃんとご挨拶出来ていなかったので、ご挨拶出来て良かったです。
名刺をお渡しすると「あ〜、分かります、分かります!いつも素敵な記事ありがとうございます!」なんてお言葉を頂きまして、お世辞でも嬉しかったっす♪
で、川島さんからは今後の Ingress 界隈の動向などのお話を聞かせて頂きましたが、まずは日本語対応を早急に完了すべく鋭意努力中とのことでした。
なんて、そんな話を聞いて間もない昨日(2015年02月11日)、Android 版のアップデートでUIの一部が日本語表記になりましたね。
iOS 版のアップデートも近々あるようです。
ま、日本語表記に関しては賛否両論あるところですが、新たに Ingress を始めようとする方々からは「うわ、英語版なんすね。」とか「え〜、英語苦手ぇ。」なんて声を聞くことが多いので新規エージェント獲得の障壁になっている事は否めないです。
ただねえ、既に英語表記のUIに慣れている我々にしてみると、日本語表記は正直ちょっとダサい感じがしちゃうんですよねえ。や、スミマセン。
出来れば完全日本語対応の際には、日本語化ではなく言語設定を選択式にしていただけると凄く嬉しいところです。
更に、物語の今後について、噂の第三勢力の出現とか、第1章の終わりとか、そういったところを突っ込んで聞いてみましたが、流石に言い辛そうというか、言葉を濁していらっしゃいました。そりゃあそうですよね。スミマセン。
ただ、そう遠くない将来大きな動きがありそうな、なさそうな...。
因みに、今回展示の目玉になっている『啓示の夜のパワーキューブ』は場所を移して常設、或いはイベントの際に移動展示などできるように調整中とのお話も頂きましたので、今回ご覧になるチャンスに恵まれなかった方々も諦めることはありませんよ。
近いところでは来月(2015年03月28日)開催される『証人 - XM Anomaly Primary: Kyoto, JP』のアフターパーティー会場とか期待できそうです。
という事で、エージェントなオイラは全編 Ingress でお送りしちゃいましたが、文化庁メディア芸術祭の受賞作品の展示は Ingress を含めどれも驚きと楽しさに溢れてますので、まだご覧になっていない方は是非会場に足を運んでみてください。
開館時間は10時~18時(入館は17時30分まで)ですが、入場は無料で行けばどなたでもご覧になることができます。
尚、展示期間は今月15日(2015年02月15日)までになっていますので、平日お仕事の方は今週末が最後のチャンスということになりますね。
さあ、XM を体一杯に浴びたいエージェントな方は是非!
あ、オイラ、レジスタンスだから浴びるの勧めちゃダメだったw
▼ iOS 版
Ingress
カテゴリ: ゲーム
販売元: Google, Inc.
価格: 無料
さてさて、今回の記事は貴方のお役に立てましたでしょうか...。
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