日本人が"秋"と聞いて思いつくのは何でしょう?
栗でしょうか?さつまいもでしょうか?サンマも美味しいですよね。
私個人としては、卵を月に見立てた『月見〇〇』も秋の味覚のひとつになっています。
卵好きの私にとって、お蕎麦といえば『月見そば』ですし、ハンバーガーも『月見』が好きなのです。
さて、そんな『月見〇〇』に 9月14日(水)、新たなメニューが加わります。
モスバーガーを展開する株式会社モスフードサービスが満を持してお月見商戦に参戦、9月6日(火)には昼間の記者発表に加えて夜にはモス史上初のメタバース記者発表会も開催されました。
遂に、やっと、待ちに待った、モスの月見メニューが登場です!
今回はVRChat上で行われたメタバース記者発表会の様子を中心にお伝えいたします。
※本記事の内容、及び画像・映像等はモスバーガー『⽉⾒フォカッチャ』及び『モスバーガーON THE MOON店』記者発表会を通じて株式会社モスフードサービスよりプレスリリースとして正規に提供されたもの、並びに許諾の元に取材・撮影されたものです。
※画像・映像、その他の著作物の転載はご遠慮ください。
満を持して登場した新たな『月見』メニュー
▲ 月面に制作された特設ステージ
モス史上初となるメタバースでの新商品発表会は、VRChat内に制作された月面の特設ステージで行われました。
▲ 特設ステージの巨大スクリーンの前でご説明くださった安藤氏(のアバター)
ご自身に似せたというアバター姿でステージ立った株式会社モスフードサービス上席執行役員マーケティング本部長・安藤芳徳氏は、今回の施策について「モスはこだわりの食材を手間ひまかけて調理し、美味しいという評価を頂きながらも(価格が)高いというイメージをお持ちの方が多い。また、食に敏感な健康志向の女性に受け入れられているように思われがちだが実はメインの客層は30代の男性で、ターゲット層拡大の余地が十分にある」と説明。
また、この時期に『月見』商品を投入する理由のひとつとして「毎年、各社の月見商品をコンプリートしたいというお客様から『モスは月見を出さないのか』というご意見をいただいております。お客様のご要望に応える意味でも、秋季の商品強化の意味でも『月見』は外せない」と明かした。
▲ 新商品『月見フォカッチャ』(520円)
今回発表されたモスの新商品『月見フォカッチャ』(520円)は馬蹄型のソーセージにマッシュルームなどの具材がたっぷり入ったバーベキューソースにふんわり半熟たまごを月に見立ててトッピングしたモスの自信作です。
ハンバーガーではなくイタリアの伝統的なパンであるフォカッチャにソーセージを持ってくるところがにくいですね。
こちらの『月見フォカッチャ』は期間限定で9月14日から秋季限定メニューとして販売されます。
秋の楽しみがまたひとつ増えましたね。
▲ 新商品『もも ジンジャーエール』(Sサイズ270円/Mサイズ340円/Lサイズ410円)
同じく9月14日から登場する秋季限定メニューの『もも ジンジャーエール』(Sサイズ270円/Mサイズ340円/Lサイズ410円)は福島県産のももを使った炭酸ドリンク。
しかも、使用するももは福島県で霜や雹の被害に遭って味や安全に問題はないものの傷物として商品にならなかったものを買い取ることで桃農家の支援にもなっているとのこと。
アイスドリンクなのに、何か温かさを感じる商品ですね。
▲ 新定番メニュー『ひにゃりドルチェ カップ いちごムースケーキ』(340円)
さらに、新たな定番メニュー『ひんやりドルチェ カップ いちごムースケーキ』(340円)も併せて発表されました。
こちらは低アレルゲンメニューではないものの、二次原料まで卵・乳・小麦と動物性原料を使用せずに作られているとのこと。
おからパウダー入りココアスポンジの上に豆乳クリームやいちご果汁などで作ったムース、豆乳ホイップクリーム、いちごのコンポート、最後にピスタチオをトッピングという見た目にも可愛らしいデザートになっています。
全方位のプロモーション展開
今回の新商品発表に併せて展開されるプロモーションは、冒頭で安藤氏が語ったとおりモスの客層を拡大するための全方位の展開となっています。
▲ 『美少女戦士セーラームーン』を起用したプロモーションで女性にもアピール
今回のテーマを『月』として、30〜40代の女性にはキャンペーンキャラクターとして『美少女戦士セーラームーン』を起用したプロモーションで訴求。
9月14日(水)から放映のテレビCM もセーラームーンをイメージしたものとなっています。
▲ 【モスバーガーTVCM】「月見にかわって、おいしいよ」15秒ver
▲ 人気 VTuber・星街すいせいとのコラボ展開
10〜20代には、SNSの合計フォロワー数250万越えの人気 VTuber星街すいせいと、音楽プロデューサーのTAKU INOUEによる音楽プロジェクト『Midnight Grand Orchestra』とコラボ。特設サイト『MIDNIGHT GRAND MOS BURGER』を開設してオリジナルコンテンツを展開しています。
また、今回のために書き下ろした新曲『Moon lightspeed』のプロモーションムービーも9月14日(水)に解禁されました。
▲ WebCM】MIDNIGHT GRAND MOS BURGER / モスバーガー「月見フォカッチャ」
幅広い年代の男性層には、比較的男性利用者が多い VRChat上にオリジナルのWorld『モスバーガー ON THE MOON』を作成し、新商品『月見フォカッチャ』の製造体験などで訴求を図ります。
▲ お得なセットメニューも登場
また、今回の発表では、平日 10:30〜15:00限定ながらポテトSセットより20円お得な『昼割セット』や、月見フォカッチャのセットメニュー『秋トクセット』も発表されました。
特に『秋トクセット』は最大で250円もお得になるということで「もう、『モスは高い』なんて言わせません!」と安藤氏も自信を見せていました。
満を持しての登場だけに、まさに全方位のプロモーションといえるでしょう。
月面空間にオープンした初の仮想店舗『モスバーガー ON THE MOON』
▲ VRChat上のWorld『モスバーガー ON THE MOON』
今回のプロモーションのひとつとして制作された VRChat上のWorld『モスバーガー ON THE MOON』は既に一般公開されています。
月見にちなんで月面に開店した仮想店舗では新商品の『月見フォカッチャ』や『もも ジンジャーエール』、定番メニューの『枝豆コーンフライ』をモスバーガーの店員さんのように作ることができるギミックも用意された楽しいWorldとなっています。
▲ 月見フォカッチャの作り方
壁に貼ってある作り方のとおりにフォカッチャ(パン)を焼き、レタスをのせ、ソーセージを茹でてのせて...と、実際の商品の提供手順と同様に『月見フォカッチャ』を作るのが結構楽しいです。
▲ 完成した『月見フォカッチャ』は食べることもできる
完成した『月見フォカッチャ』には食べることを再現したギミックもあるので、『モスバーガー ON THE MOON』店内はもちろん、お店の外で地球を見ながらの"お地球見"フォカッチャを楽しむこともできます。
▲ 早速ひと口食べてみた
実際に食べているわけではないのに条件反射で唾液が...。
というか、お腹が空いてきました(笑)
▲ もものソースを入れて仕上げる『もも ジンジャーエール』も作れる
私は経験がありませんが、中学生の職業体験ってこんな感じなのでしょうか。
何ともいえないワクワク感があります。
これは体験してみるのが 1番だと思いますね。
とはいえ、うちには『Meta Quest』のようなVRゴーグルもPCも無いよという方も多いと思います。
そんな方には、9月14日(水)〜16日(金)の3日間限定で都内3店舗のモスバーガーでメタバース体験会も開催されますので、この機会に体験してみてはいかがでしょうか。
モスバーガーのメタバース体験
- 実施期間
- 2022年9月14日(水)~2022年9月16日(金)
- 実施店舗
- ・モスバーガー恵比寿東店(9時~11時)
・モスバーガー渋谷道玄坂店(13時30分~15時30分)
・モスバーガー渋谷公園通り店(17時~19時)
モスバーガーとメタバースの未来
▲ モスバーガーの月面店舗ではデリバリーうさぎが忙しそうに飛び交う
今回、モスがメタバースに進出した理由は話題性やコミニュティーの活用だけではありません。
実はモスバーガーはネット注文やデリバリーにも力を入れているそうで、メタバースをネットサービスと捉えた時に親和性が高いと考えたようです。
将来的にメタバース上での決済システムが確立すれば、メタバース上の仮想店舗で注文したハンバーガーやドリンクが自宅に届くといった未来を見越して早期参入を決めたのではないでしょうか。
モスの月面仮想店舗では注文を受けた商品を宇宙のあちこちに配達するデリバリーうさぎたちが忙しそうに飛び交っていました。
これこそがモスが描くメタバース活用の未来、その布石ではないでしょうか。
▲ モスバーガー公式World制作や今回の発表会に携わった方々
そして、早期参入ゆえの知識不足や経験不足をまたしてもメタバース上で活躍するクリエイターさんやパフォーマーさんたちがガッツリサポートしているのです。
ネットで話題の絵師の方が有名ミュージシャンのPVの原画を描いたり、有名ブランドのプロモーションに起用されたり、そうしたものと同じような流れがメタバース界隈でも徐々に広がりを見せているのです。
メタバースという呼び方の是非は別として、個人的にはこうした盛り上がりが実際に情熱を持って活動を続けている方々を中心に起きていることにとても意味があると思っています。
情熱を持って活動してきた結果がビジネスにつながっていく、裾野が広がって新しい才能が発掘され、さらなる可能性が生まれる。
そんな未来が、もう夢物語ではなく目の前に広がり始めている...そんな風に感じるのです。
みなさんも機会があれば、是非彼らが作り上げた VRChat上の『モスバーガー ON THE MOON』を訪れて、『月見フォカッチャ』や『もも ジンジャーエール』作り体験をしてみてください。
きっと『月見フォカッチャ』が食べたくなります。
あるいは、先にリアル店舗で『月見フォカッチャ』や『もも ジンジャーエール』を買ってきてリアルに食べながら遊ぶというのもアリだと思います。
是非、思い思いのスタイルで、モスの新商品、そしてモスの仮想店舗を楽しんでみてください。
©武内直子・PNP・東映アニメーション
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