ども、コンニチワ。デジイチ万年初心者の いぢま。(@ezm_t )です。
オイラはメインのカメラとして Canon の EOS 60D を使っています。
デジタルカメラなので撮影した写真はデータファイルとして SDカードに保存される訳ですが、その際のファイル名は「IMG_{連番}」という形式で保存されます。というか、されていました。
ところが、昨年ファームウェアのアップデートをした辺りからこのファイル名が変わってしまっていたんですよ。
気付いたら接頭辞の1文字目が「I(アイ)」から「_(アンダーバー)」になっていたんです。
ファイル名が「_MG_9999.JPG」ってな感じに。
で、オイラ、ずっとファームウェアのバージョンアップで仕様が変わったのか、アップデートにしくじったんだと思ってました。
でも、まあ、写真はちゃんと撮れるし、ファイル名だけの問題みたいだからイイかと放置してましたw
でもね、違ってたんです。
原因はオイラが変更した『色空間』の設定だったんです。
夏休みに入って、家でのんびりしている時に、ふとこの事を思い出して、仕舞い込んでた使用説明書を引っ張りだしてじっくり読み返してみたら書いてありました。
Canon のデジカメで色空間の設定変更が出来るタイプのやつは多分皆同じだと思うのですが、色空間の設定を変更すると区別し易いようにファイル名の先頭が変わるようになっているみたいなんです。
『Canon EOS 60D 使用説明書(PDF)』の 110ページの補足にちゃんと書かれていました。
そうなんです。ファームウェアのアップデートと同じぐらいの時期にオイラが色空間の設定を標準の『sRGB』から『Adobe RGB』に変更していたのが原因だったのです。
いやあ、ファームウェアのバージョンアップ失敗とかメインボードの故障とかじゃなくてヨカッタ ε-(´▽`) ホッ
色空間をAdobe RGBに設定して撮影した画像は、ファイル名が「_MG_」(先頭文字がアンダーバー)になります。
って事で、設定を戻して確認してみました。
▲ EOS 60D の『MENU』から『色空間』の設定項目を選択して「SET」ボタンを押します。
▲ 上下のカーソルボタンで『sRGB』を選択して「SET」ボタンを押します。
はい、これだけです。
これで設定が標準に戻ったので、試しに撮影してみます。
▲ 撮影後、SDカードを PC に挿して中身を確認してみると、ちゃんと「IMG_{連番}」の形式で保存されていました。
いやはや、お恥ずかしい限りです。
使っている MacBook Pro が対応しているから、より色表現の豊富な『Adobe RGB』に設定したのですが、それでファイル名が変わるなんて補足まで目を通していませんでした。
説明書は隅から隅まで目を通しておかなくちゃいけませんね。
因みに、色空間の『sRGB』と『Adobe RGB』の違いについてよく分からない方は以下のサイトの解説が非常に分かり易いので参照してみてください。
今日から始めるデジカメカラーマッチング:第2回 sRGBとAdobe RGBを理解する - ITmedia デジカメプラス
取り敢えず、これで故障や不具合ではない事が分かったので一安心♪
関連リンク
[スポンサードリンク]