ども、コンニチワ。最近はカメラマンとしてのお仕事も頂けるようになった いぢま。(@ezm_t )です。ありがとうございます。
昨年、アメリカのスタートアップ KUVRD が Kickstarter で発表し、目標額の70倍以上の支援が集まった話題のカメラ用レンズキャップ『KUVRD ユニバーサルレンズキャップ(KUVRD Universal Lens Cap)』がリクエストの多かった日本でも発売されることが決定。クラウドファンディングの MotionGallery にて先行予約販売されています。
今回、その『KUVRD ユニバーサルレンズキャップ(KUVRD Universal Lens Cap)』をレビュー用にご提供いただきましたので、実際に使用感など併せてご紹介したいと思います。
貴方のお役に立てればコレ幸いにございます。
プラスチック製レンズキャップのイライラを解消
いや、実はこれ、前から気になってたんですよ。
アメリカでは2018年夏から一般販売という事で Facebook や Instagram にちょいちょいUS版の広告が出てきていたので、試しに買ってみようかななんて思っていたんです。普通のレンズキャップの欠点を補ってくれるんじゃないかなと。
一般的なレンズキャップってプラスチック製の円盤型じゃないですか。アレってちょっとぶつけたぐらいで結構簡単に外れるし、そんな時に限って信じられないぐらい転がって行ったりするし、外したキャップをパンツの前ポケットに入れておくとローアングル狙ってしゃがんだ時に足の付け根をグリッとしてくるし、結構イライラさせてもらってます。
でも、この『KUVRD ユニバーサルレンズキャップ』は柔らかいシリコーン製で、レンズに被せるタイプなので、不用意な脱落や外した後の取り扱いにも気を使わずに済むという訳です。
では、早速見ていきましょう。
円筒形の透明なケースに入っていて中身丸見えなのですが、ぱっと見は何か分からない感じです。ましてやレンズキャップだなんて言われなきゃ分からない、いや、言われても分からないですよね。面白いです。
ケースには『KUVRD ユニバーサルレンズキャップ』が1つと、サンキューレター的なカードが入っています。
出してみても知らない人が見たら何コレ?ですよね。
でも、この素材と形状が今までのレンズキャップの常識を覆してくれる訳です。
大きさはご覧の通り、手のひらサイズです。
円筒形に溝が切ってある、と言うより8つのバンパーがついている形になっていて、この部分が耐衝撃性に寄与しているそうです。
素材はシリコーンなので、クニュッと潰せちゃうぐらい柔らかい。
これならパンツの前ポケットに入れたまましゃがんでも足の付け根グリッとならないですね。
キャップは嵌めるから被せるに
で、レンズに着ける時にはぐにゅーんと広げて帽子のように被せます。対応サイズは口径 60mm~150mm だそうです。
最初は引っ張り過ぎると千切れてしまうんじゃないかとビビりながら被せてましたが、思った以上に伸びるので一般の人が持っているようなレンズサイズでは限界超えて破れるようなことはないと思います。
まあ、それでも絶対に破れないという訳ではないので、無茶はしないことですが、なんとこの『KUVRD ユニバーサルレンズキャップ』は生涯保証付きなので破れたら交換してもらえちゃいます。
それだけ品質に自信を持っているという事なんでしょうね。
前後共に通常のキャップと置き換えるとこんな感じになります。
もう少し短いレンズでしたら『KUVRD ユニバーサルレンズキャップ』同士が重なるので、大切なレンズを完全に包み込んで守ってくれます。
被せる時には流石に両手で広げなくちゃいけませんが、外すときは簡単です。
端っこを引っ張って、ぎゅーと持ち上げていけば、ぷるんっと外れます。(語彙力の無さを擬音で誤魔化してます)
ぷるんっ
そして、シリコーン製なので埃や水滴からも守ってくれちゃいます。
前述したとおり、『KUVRD ユニバーサルレンズキャップ』同士が重なる程度のサイズのレンズなら完全に包み込んでくれますので、相当過酷な条件でも大丈夫みたいです。
流石にそこまでは試す勇気が無かったので霧吹きで水掛ける程度しかしていませんが、プラスチックのキャップと違ってラッチなどの隙間が無いので浸水しませんし、水でも埃でもささっと拭くだけでOKです。
スタジオ中心の方はそこまで気にしなくても大丈夫でしょうが、ロケがメインの方はこれには相当助けられるんじゃないでしょうか。
柔軟性が活きるマルチキャップ?
今回レビューのお話を頂いて、1点だけ気になっていたのが被せちゃったらレンズフードはどうしたらいいの問題でした。
普段カメラやレンズを持ち歩くときには上の写真のようにレンズフードを逆向きに付けてバッグに入れたりしますよね。通常のレンズキャップは先端部分に嵌るようになっているので、こういう事ができる訳ですが、先端をがばっと覆ってしまう『KUVRD ユニバーサルレンズキャップ』の場合はレンズフードを取り付ける溝の部分も覆ってしまうので逆向きだろうがなんだろうがフードは付けられないと思ってました。
でも、想像以上に伸びるので「もしかしたら逆向きにフード付けた状態でも被せられるんじゃない?」と、試しに被せてみたらイケました(笑)
で、やった後で気付いたんですが、カメラバッグなどに入れる分には別にレンズフードしっかり付けてる必要はないんですよね。『KUVRD ユニバーサルレンズキャップ』を被せたレンズにレンズフードを被せるようにしてバッグに入れれば良いだけでしたw
レンズの先端部分は『KUVRD ユニバーサルレンズキャップ』が守ってくれているので、バッグの中で多少ガタついてもレンズやレンズフードが傷つくこともなさそうです。
という訳で、柔軟なシリコーン素材のおかげでレンズフードはどうしたらいいの問題は無事解決です。
そして、柔軟性による恩恵がもうひとつ。レンズキャップという事でレンズに着ける事ばかり考えてましたが、形がある程度自由なので他のものにも応用できちゃうんですよね。
例えばクリップオンストロボ。純正のケースなどは保護の為に肉厚になってたりして微妙にかさばるんですよね。
そんなクリップオンストロボもピタッとサイズで保護できちゃう。そう『KUVRD ユニバーサルレンズキャップ』ならね♪
柔軟性があるから、レンズに限らず色々なカメラ用品を保護できちゃう。いや、最早カメラに関係ないものでも保護できちゃいます。
お買い得に手に入れるチャンスは10日まで!
さて、そんな便利な『KUVRD ユニバーサルレンズキャップ』は日本での一般販売を前にクラウドファンディングの MotionGallery にて先行予約販売をしている訳ですが、支援に応じてリターンの優遇がある上にSNSでシェアするだけで1個~3個無料で追加プレゼントしてくれちゃうそうです。太っ腹ですね。
※上記の『このページ』とはMotionGalleryのページであり、この記事のことではありません
追加プレゼントの内訳は上の画像の通りですが、プロジェクト自体は今月10日(2018年08月10日)までなので、もうホントにラストチャンスって感じです。
因みに、日本での一般販売は2019年以降の予定だそうです。
つまり、このチャンスを逃すと数ヶ月以上待つか、既に一般販売の始まっている米国から購入するかって話になっちゃいますので、この記事を読んで少しでも欲しいなと思ったら迷っている暇はありませんw
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