トップ モバイル iPhone 【動画あり】iPhone 6 や 6 Plus はデカ過ぎて片手で操作出来ないは誤解だった!Apple はあくまでスマートに片手で操作可能なスマートフォンを再定義してきたのです

【動画あり】iPhone 6 や 6 Plus はデカ過ぎて片手で操作出来ないは誤解だった!Apple はあくまでスマートに片手で操作可能なスマートフォンを再定義してきたのです

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via. Apple - iPhone 6

ども、コンニチワ。大人の事情で iPhone 6 は 12月まで買えない事になってしまった いぢま。@ezm_t )です。

本日(2014年09月10日)未明の発表以来、新しい iPhone 6 / 6 PlusApple() Watch の話題で持ち切りですね。
iPhone 6 に関しては大体が事前情報通りで、情報通りの 2サイズ展開になりました。
で、オイラ的には事前情報の時点からずっと「片手で扱えない 5.5inch はスマートじゃないからナシだな。」と思っていたんですが、Apple さんはオイラの想像の遥か上の方から「それは誤解!」とデッカイ iPhone を振り下ろしてきてくださいまして、色んな意味で頭が痛いです。

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ハードとソフトの両面からスマートに

ご存知の通り、Appple さんは Mac や iPhone などのハードウェアとそれを動かす為の OS などのソフトウェアの両方を開発しております。
勿論、今回発表された iPhone 6 / 6 Plus も新たにリリースされる iOS 8 も同様です。

当然、今回大きくなったサイズを最大限活用出来るように iOS の仕様も考えられていて、横向きにした際の表示方法やアイコンやコンテンツの拡大表示なども最適化されていますし、iPhone 本体も iOS の機能を最大限活用出来るように最適化されている訳です。
そして、それらをどちらも内製する事で、ハードウェア部門とソフトウェア部門がシームレスに連携してバランスのとれた製品を作り上げているんです。多分w

で、今回 iPhone のサイズを大きくすると決定した時点から、ハード・ソフトの両面でより快適に、よりスマートに使える製品にする為の努力があったのだと思います。
そして、そこには Apple ならでは拘りもあった訳です。

スマートフォンはあくまでスマートフォンであって、片手で操作出来なくてはならないと。

それは故スティーブ・ジョブズが生前に言っていた事でもあり、その為に競合他社が次々大画面の機種を出してきても Apple は頑に 4inch 以上の iPhone を出さなかったんです。
そして、今回そのジョブズの呪縛を振り払い大画面の iPhone を投入してきた訳ですが、それはジョブズが残した功績や哲学を引き継ぎつつ、ティム・クック体勢による新たな Apple の本格的な始動を意味するのだとオイラは勝手に思っています。

勿論、大画面を求める世の中のニーズを無視し続ける事が出来ない部分もあったでしょうが、それ以上にスマートフォンという規格の再定義的な大きな目的があるように思うのです。

そう、ファブレットではないんです。
あくまでスマートフォンとしての再定義なのです。

だからこそ細部にまで拘り、片手で全ての操作が行えるようにハードウェアもソフトウェアも考えられているんです。
守るべき物は守っているのです。

すべてに指が届きます

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via. Apple - iPhone 6 - デザイン

前置きが長くなってしまいましたが、実際にどんな工夫がされているのかご紹介します。

ハード面では、iPhone 5s まで本体上面に配置されていたスリープ/スリープ解除ボタンが正面から見て右側面に移動されています。
これによって、右手で持っている場合は親指で、左手で持っている場合はほんの少し手の位置を変えて人差し指や中指で、スリープ/スリープ解除の操作が可能になった訳です。
また、画面サイズが大きくなった分、内蔵チップを小型したり、バッテリーの厚みを抑えるなどして全体の厚みを iPhone 5s や 5c よりも薄くした上で側面に丸みを持たせる事で、手の納まりを良くして指の届く範囲を限界まで広げているのです。

更に、表面のガラスのエッジ部分にも丸みを持たせる事で画面の縁ギリギリからスワイプしたとしても、引っ掛かりのないスムーズな操作が可能になっているのです。

ソフト面では、ホームボタンをダブルタップすると画面全体が下の方に降りてきて、親指で楽に操作出来るアシスト機能が備わっています。
指が届かなきゃ届くところに降ろせばイイじゃん的な見事な発想ですw
手元に操作パネル的なものを表示するとかじゃないところがまたニクイです。

で、これ、ボタンを押すのではなくタップするところが味噌で、既に割り当てられてユーザーが慣れ親しんでいるホームボタン2回押しや3回押しの操作を置き換えたりせずに、ホームボタンのタッチセンサーを活用しているのです。
これはもうハード・ソフトの連携ですから正に両方を内製する Apple ならではと言うべき機能でしょう。

iPhone 6とiOS 8を一緒に作ることで、iPhone 6の物理的なデザインを生かすようにソフトウェアを最適化することができました。iOSのスワイプジェスチャーは、シームレスな表面上で一段となめらかな動きになるように考えられているので、iPhoneを片手で操ることも簡単です。簡易アクセスのような新機能を使えば、大きくなった画面を新しい方法で操作することもできます。ホームボタンに2回タッチするだけで、画面全体が親指の方向に降りてくるのです。Safariやメールの操作も簡単です。画面上を左から右にスワイプすれば前のページに戻り、右から左にスワイプすれば次のページに進みます。新しいiPhoneの継ぎ目のない表面上では、すべてのジェスチャーがかつてないほどなめらかに感じるでしょう。

また私たちは、あなたが日々iPhoneをどのように使うかを考えて、さらに使いやすいようにボタンを設計し直しました。細長い音量調節ボタンは薄くなったボディの側面に組み込まれ、触ればすぐにわかるようにデザインされています。スリープ/スリープ解除ボタンは、新しくデバイスの側面に配置されたので、楽に指が届きます。その結果、これまでにないほど直感的な体験が生まれました。

via. Apple - iPhone 6 - デザイン

画面全体が降りてくる機能が実際にどんな風に動くのかは SEO/SEM などのサーチエンジンやマーケティングに関する情報サイト『Search Engine Land』の創刊者兼編集者・Danny Sullivan さん(@dannysullivan)が Vine に動画をアップしていますので、そちらで確認が出来ます。

▼ コチラに Danny Sullivan さんの投稿を貼っておきます。

誤解が解けて悩みが増える

と、以上のように拘りの工夫が随所にちりばめられている事を知って、5.5inch の iPhone 6 Plus でも片手でスマートな操作可能だという事は分かりました。
はい、オイラ誤解してました。スミマセンでした。
でも、誤解は解けましたが、それはそれで新たに悩みの種を生んでしまいましたね。

片手で操作出来るギリギリのサイズだろうと言う事で iPhone 6(4.7inch) 一択を決め込んでいたオイラにとっては正に悪魔の誘惑です。

老眼始まりまくりのオイラには画面サイズは大きいに越した事はない訳ですが、これで 5.5inch の iPhone 6 Plus を買ったとすると、間違いなく iPad mini の使用頻度が下がります。
ま、用途が違っているので頻度が下がっても無用の長物になる事はないと思いますが、Retina でもない iPad mini を iPhone と一緒に持ち歩くメリットは確実に無くなりますよね。
現状、iPhone と iPad mini の併用で上手く回っているのに敢えて iPad mini を切り捨ててまで大画面 iPhone を持つ必要があるのかって部分での迷いもあるんですよねえ。

あと、やっぱり引っ掛かるのは「その馬鹿デッカイヤツを耳に当てて電話する姿はもの凄くかっこ悪い」という部分ですかねえ。
デッカイ Android スマホで電話している人を見る度に感じていたので、それを自分がするのかと思うとチョット躊躇しちゃいます。
マイク付きヘッドフォン使えばイイじゃんって話ですが、オイラ周りの音が聞こえないのが嫌で普段はあまりヘッドフォンしないんですよ。

とは言え、新たにティム・クック体勢で再定義されたスマートフォンの恩恵を享受するにはやはり iPhone 6 Plus かとも思う訳で、誠に悩ましい限りです。

iPhone 6 Plus の方がバッテリーの持続時間が格段にイイですし、新たに対応したランドスケープモード(横向き)での2ペイン表示などは iPhone 6 Plus のみの機能で iPhone 6 は横向きにはなるけど表示領域が横長になるだけらしいので、新機能をフルに使えるのは大画面の iPhone 6 Plus の方なんですよ。
そう、iPhone 6 は慣れ親しんだスマートフォンのサイズ感を大事にしたい人向けのレガシーモデルであって、Apple が再定義してきたスマートフォンとは iPhone 6 Plus な訳です。

そういった意味で、実に悪魔的な誘惑です。
「さあ、君も我々の考える新しいスマートフォンの世界に飛び込んでごらん。」と、不敵な笑みを浮かべたクック船長に耳元で囁かれているようですw

もし、貴方が今回 iPhone 6iPhone 6 Plus のどちらかの購入をお考えで、タブレット端末は不要だと思っていて、デッカイのを耳に当てて通話する事に抵抗が無い、或いは通話はヘッドフォンを使ってて、革新を求めるのであれば、iPhone 6 Plus をオススメします。
で、今まで慣れ親しんできたものをそんなに急には変えられないと言うのであれば、iPhone 6 にするのが妥当だと思います。
予算的なものは別としてw

でも、正直言うと、オイラもこの一線を超えるかどうかでもの凄く悩んでいますw

で、オイラは冒頭でも述べました通り、12月までは買えない事になってしまったので、間違いなくまた発売当日に並んで購入するであろうブロガー仲間の話を聞いたり、レビュー記事を読んだり、これから出てくるデモ機などを実際に見たり、触れたり、などしながらゆっくりと悩みたいと思います。

さてさて、今回の記事は貴方のお役に立てましたでしょうか...。

【2014年09月18日:追記】
上記の悩みを解決すべく iPhone 6 Plus の実物大模型を作って検証した結果、 iPhone 6 Plus を購入する事に決めました!
実際に購入するのは 12 月以降になりますが、もう、迷いません!(`・⊝・´)キュッ

[K]【実証実験】本当に片手操作可能なのか iPhone 6 Plus の実物サイズ模型で操作性を検証した結果、やっぱり iPhone 6 Plus にします - Knowledge Colors

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中の人について

いぢま。

いぢま。Terufumi Ijima

静岡県出身、東京都在住。

1967年5月29日生まれのふたご座、血液型はA型、職業はフリーのシステムエンジニア兼ブロガー兼ライター兼カメラマン。

好きなものは仮面ライダー、特撮モノやSF映画、ギミックの付いたおもちゃ、iPhone・iPadなどのガジェット類、ビール、ウイスキー、飲み会、イベント、などなど。そんな話題を中心に日々情報収集と実践に励んでおります。

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