トップ モバイル iPhone 【実証実験】本当に片手操作可能なのか iPhone 6 Plus の実物サイズ模型で操作性を検証した結果、やっぱり iPhone 6 Plus にします

【実証実験】本当に片手操作可能なのか iPhone 6 Plus の実物サイズ模型で操作性を検証した結果、やっぱり iPhone 6 Plus にします

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B!

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ども、コンニチワ。チョコレート菓子はブラックサンダーが最強だと思っている いぢま。@ezm_t )です。

先日(2014年09月10日)に Apple の発表を受けての自分の思うところを記事にしたところ、ビックリするぐらい読まれまくって本当にビックリしております。皆様、ありがとうございます。

[K]【動画あり】iPhone 6 や 6 Plus はデカ過ぎて片手で操作出来ないは誤解だった!Apple はあくまでスマートに片手で操作可能なスマートフォンを再定義してきたのです - Knowledge Colors
【前回の記事】

しかし、そうは言ってもあくまで理論上のお話、実際に手にした訳ではないので、果たして本当にスマートに使い熟せるか一抹の不安もあったりする訳です。
で、ありがたい事に iPhone 6 Plus のサイズ感を確認出来る実物大のテンプレPDFや、3D データ、はたまた1万円札とほぼ同じ大きさだから71万円で試せるよなんて情報が彼方此方から出てきて実機を触らずともある程度の当たりはつけられそうです。

って事で、今回はその中からオイラのような一般庶民でも検証可能なロッテのガーナチョコレートと実物大テンプレートの PDF ファイルを使って実証実験してみたいと思います。

やっぱり大き過ぎるのが気になってまだ迷ってるのよおってな貴方のお役に立てればコレ幸いにございます。

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検証用の模型を作る

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▲ 購入した iPhone 6 Plus ... ではなくロッテガーナチョコレート

ネットの影響力は凄まじいですね。
ウチの近所のコンビニを3軒回りましたが、板チョコは何れの店も見事にロッテガーナチョコレートだけが売り切れておりましたw
結局、駅前のスーパーまで足を伸ばしてやっと購入しましたよ。

で、更に画面位置などが分かった方がイイと思うのでアメリカの技術系情報サイト『Ars Technica』が公開している iPhone 5(5s)/6/6 Plus の実物大テンプレートを印刷してガーナチョコの箱に貼っちゃいます。

▼ PDF ファイルのダウンロードはこちら
http://cdn.arstechnica.net/wp-content/uploads/2014/09/iphone-scale.pdf

※ 印刷する際にページサイズの指定を 100% にしないと一回り小さく印刷されてしまいますのでご注意ください。

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▲ 取り敢えず切り抜いた型紙をガーナチョコに合わせてみます。

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▲ 長さはガーナチョコの方が 4mm 程長いです。

但し、今回は画面操作に関しての検証ですので、長い分には特に影響しません。
印刷した iPhone 6 Plus のテンプレで画面位置が確認出来るのでオッケとします。

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▲ 幅はガーナチョコの方が 2mm 程狭いですね。

後述しますが、これもガーナチョコの方が厚みがあって外周的にはガーナチョコの方が大きくなるので握り具合の検証としてオッケとします。
実物より若干大きめの外周で握りを確かめて大丈夫なら、よりコンパクトな実機でも問題ないという判断です。

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▲ 厚みはガーナチョコが 2mm 程厚いと。

と言う事で、大体同じぐらい大きさですね。
ガーナチョコの方が厚みがあって、角ばっている分指が届き難い事を考えると、これで大丈夫なら実機は恐らく大丈夫でしょう。

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▲ 更にリアリティを出す為に重さにも拘る事にしました。

中身は出して、一旦冷蔵庫へ保管しますw

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▲ 丁度良い重さになるように色々探して、「ガーナチョコの外箱 + iPhone 4s + 『Hague Mini Motion Cam Stabilizer』の重り」という組み合わせで 2g オーバーですが良しとしました。

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▲ ガーナチョコの外箱に全て入れます。

で、先程切り抜いた iPhone 6 Plus の型紙を貼って模型の完成です。

操作性の検証

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▲ では、普段 iPhone を使うときの握り方で検証スタートです。

恐らく多くの方がやっている、iPhone の下部に小指を掛けて支える持ち方です。
因みに、オイラは右利きですが、片手操作の場合は左手派です。

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▲ オイラの指の届く範囲はこんな感じでした。
GIF アニメーションにしてありますので対応しているブラウザでご覧ください。

男としては手の小さなオイラでも、画面左側は縦の 2/3 ぐらいまで無理無く届きました。
画面最下部なら左端まで届きますが、画面右側は下から 1/3〜1/4 ぐらいが限界ですね。
ホームボタン 2回タップの補助機能が無ければ片手操作はまず無理でしょう。

前回の記事で紹介した動画を見る限り、ホームボタン 2回タップで全体に画面中央ぐらいまで下がってきますし、握り難いガーナチョコの箱でギリギリな感じなので、実機なら何とかなりそうな気もしなくもないですね。
手の小さなオイラではかなりギリギリですが、ある程度片手操作可能な気がします。

ただ、小柄な女性とか手の小さな方はかなり厳しいでしょうね。

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▲ 小指を掛けるのをやめて、握りを少し上に変えてみるとかなり上の方まで届きます。

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▲ が、しかし、今度は下の方が苦しい。

ホームボタンに指を伸ばそうとすると手が滑って落としそうですね。
やはり、ホームボタン 2回タップが大活躍しそうです。

【2014年09月17日:追記】
とっても便利なものを使っていながらすっかり忘れておりましたが、『BUNKER RING』を使えば片手操作も全然余裕でした。
改めて検証記事を書きましたので、片手操作に不安をお持ちの方は是非ご参照ください。

[K]【動画あり・実証実験】iPhone 6 Plus での片手操作も余裕!手が小さくても『BUNKER RING』を使えば大画面スマホの片手操作問題はサクッと解決しちゃいますよ - Knowledge Colors
【新たな検証記事】

見た目の検証

前回の記事にも書きましたが、オイラが大画面スマートフォンに抵抗感を持つのは電話として使っている姿がかっこ悪いってところです。
折角なので、そんな見た目の検証もしてみました。

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▲ 嫁に表情が硬いと言われ、頑張って微笑んでみました。そこはどうでも良いですね。

あれ?以外と普通に見える?!
実際に写真に撮って自分の姿を見てみると思った程デカさの違和感がなかったっす。

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▲ 逆側からの見た目も撮影してみました。

あ、やっぱデカイわw
なるほど、先程の角度からだと顔で本体が隠れるからあまりデカく感じなかったんですね。
外側からだと、手では殆ど隠れないのでデカさが際立っちゃうという訳です。

まとめ

ほぼ実寸の模型で検証してみた結果、片手操作はギリギリながらも可能だろう判断しました。
更に、現在 Galaxy を使っている同僚が「使い始めはデカ過ぎて使い辛かったけど、いつの間にか手に馴染んで、普通に片手で扱えるようになったよ。」と助言をくれました。
と言う事は片手操作に拘って作り込まれた iPhone 6 Plus なら慣れるのももっと早いんじゃないかと思うのです。
つまり、操作性に関しては 5.5inch でも大丈夫だろうという結論です。

しかしながら、やはり見た目のデカさは如何ともし難いものがありますね。
多分これ、外国人の方などガタイの大きな方なら、スマートに見えるんでしょうねえ。
嗚呼、羨まし...。

でもねえ、これも慣れなのかなと思ってしまいました。
今は大型のスマホの方が少数派なので見慣れていなくて違和感を感じていますが、実際に予約が絶好調な iPhone 6 Plus が世に出回り始めたら目にする機会も増えて、この大きさが普通で今までのサイズのスマホが小さ過ぎるように見えてしまうかもしれないと。
そうなったら、きっと、Android 機も大型が増えるでしょうし...。

思い出してみると、初代の iPhone が発売された当初も、それまでのガラケーと比べて横幅があってずんぐりむっくりしていて物理キー(ボタン)がない iPhone は見た目も操作性も奇抜で違和感があったのに、その後様々なスマートフォンが出てきて、あっという間にガラケーとの立場が逆転してしまいました。
iPhone 5 が出た当初も「長過ぎwww」とか思っていたのが、今では iPhone 4/4s の方が寸詰まりに見えてしまうというってのもあるでしょ?

で、iPhone でスマートフォンという物を世に知らしめた Apple が改めてその規格を再定義して送り出してきた iPhone 6 Plus はスマートフォンのイメージをまたガラリと変えてしまうんじゃないかと思っているのです。
今は、「デカ過ぎwww」とか「片手フリック出来ないとかダメダメじゃん。」とか言われているサイズがいつの間にか標準になってしまうんじゃないかと、そして、ファブレットなんて言葉自体も消えて無くなるんじゃないかとさえ思えるのです。

前回の記事にも書いた通り、Apple はただ需要に合わせて大画面の製品を投入してきただけではなく、スマートフォンという定義自体をアップサイジングして新たな標準を作ろうとしてるんじゃないかと思うんですよ。
それでないと頑に大画面を拒んでいたジョブズの御霊も納得してくれないですからね。
で、そう考えると、やっぱり iPhone 6 Plus でその波に乗せられてみるのもイイんじゃないかという結論に達してしまう訳です。てか、乗りたいw

という事で、実証実験をして何処がどう厳しいのかが明確になって、それを踏まえた上でもやっぱり iPhone 6 Plus が欲しいと思えてきました。
や、厳しい部分が分かったからこそ、これならイケルと思ったと言うのが正しいかもしれないですね。
諸事情あって12月まで買えないので、ゆっくり悩もうと思ってましたけど、もう欲しい気持ちの方が勝ってしまってますw

うん、オイラやっぱり iPhone 6 Plus にします!
そして、この選択が正しかったかをゆっくりと見守っていきたいと思います。

取り敢えず、デカイスマホ否定派の皆さんは笑って見ててやってください。
や、オイラも本来デカイの否定派なんですけどねw

さてさて、今回の記事は貴方のお役に立てましたでしょうか...。

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中の人について

いぢま。

いぢま。Terufumi Ijima

静岡県出身、東京都在住。

1967年5月29日生まれのふたご座、血液型はA型、職業はフリーのシステムエンジニア兼ブロガー兼ライター兼カメラマン。

好きなものは仮面ライダー、特撮モノやSF映画、ギミックの付いたおもちゃ、iPhone・iPadなどのガジェット類、ビール、ウイスキー、飲み会、イベント、などなど。そんな話題を中心に日々情報収集と実践に励んでおります。

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