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それって誰よ?!記事内で誰かの名前を出す時に付加情報を書き添える意味

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ども、コンニチワ。お会いした方の顔は憶えられるのに名前を忘れてしまう いぢま。@ezm_t )です。

色々な記事を書いていると、情報源やアドバイスをくれた方、ご一緒した方などの人物名(ハンドル名)を記述する事がちょいちょいあります。
そんな時にどこまで書くのかって部分でなるほどと思ったので自分への戒めの意味も込めて書いておこうと思います。

オイラと同じように文字で何かを伝えようとしている貴方のお役に立てればコレ幸いにございます。

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先日、iPhone アプリ開発者でもあり講習会なども主催されている ブログ『拡張現実ライフ』の あきおさん(@akio0911)とお酒の席でご一緒した時の事です。
何気ない話の流れの中で「ブログの中で誰かの名前を出す時にどんな風に書くか」という話題になったんです。
サイトによっては、知っている前提で名前だけ書いて終わりのところもあれば、肩書き+名前なんてのもありますよね。
その肩書きやチョットした付加情報は必要かって話をしたんです。

で、あきおさんがこんな話を教えてくれました。
タレントの伊集院光さん(@HikaruIjuin)はテレビ、ラジオなどで身内(スタッフなど)の話題を話す時に必ず冒頭で「○○って番組で AD やってる○○って小柄な男の子なんだけどね。」といった風に何者なのかの説明がさり気なく入るんだと教えてくれました。
CM が入ればその CM 明けには「○○って番組の 小柄なAD ○○くんの話の続きね。」と必ず説明を入れると。
その後は固有名詞だけになっても、事前に説明がある事で話の続きを聞いていてもその人の事を自然とイメージ出来ていると言うんです。

なるほど!
逆説的な話になりますが、オイラがテレビのバラエティーをツマラナイと思い始めたのは所謂身内ネタが増えて来た頃だったなと思い出しました。
何の説明も無く身内(スタッフ)の話題で盛上がって、スタジオ内のスタッフの笑い声が入ってくるバラエティとかってオイラからするとちっとも面白くないっす。
そちら側にいる人達はその人の事を知ってるから面白いんでしょうけど、知らないこっちにしてみれば「ぽっか〜ん」としちゃう訳です。
勿論、会話のテンポとかあるから変に説明を入れたらかえって面白くないってのもあると思います。
でも、そこはプロなんだから会話の流れの中で違和感無い様に情報を盛り込んで見ている側を置いてきぼりにしちゃいけないんじゃないかと思う訳です。

ブログも同じで、超有名ブロガーさんだろうと、ネット界隈では有名な方であろうと、IT業界では知らない人はいないってな人であろうと、全ての読み手が知っている保証はない訳です。
いや、知らない方が多い。や、寧ろ誰独り知らないと思って書いた方がいいと言う訳です。

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▲ いくら有名でも全ての人が知っている訳ではない。
(※ ただのイメージです。他意はありませんw )

とは言え、誰かの事を書く度にずらずらと Wikipedia ばりの説明を付けてたんじゃ記事として成立しないし、読む方だって大変なはずです。
で、あきおさんは最初にその方の名前が登場する箇所で「ブロガーの○○さん」とか「○○株式会社の○○さん」のように肩書きや所属を必ず入れる様にしているそうです。
うむ、今、数記事読んでみましたが、確かにそうなってました。

同じ様な話はブログ『[N]ネタフル』のコグレ さん(@kogure)とブログ『和洋風KAI』のするぷ さん(@isloop)の共著『必ず結果が出るブログ運営テクニック100 プロ・ブロガーが教える“俺メディア"の極意 』にも書かれています。
この著書に書かれているのは「まだ自分の事を知らない人に向かって書く事を心掛けよう」というものですが、同じ事が言えると思います。
今この記事を書いているオイラの事を知らない方は、当然オイラの友達の事なんて知る由もなく、オイラが知っている業界の方々の事なども知らないと言える訳です。

実は、この著書を読んでから、ブロガーさんなら「ブログ『○○』の○○さん(ツイッターアカウント)」のように書いて、ブロガー以外で所属を明らかにしている方なら「『株式会社○○』の○○さん」という感じで書くように心掛けています。
更に、冒頭のあきおさんの紹介のように、その方を端的に説明出来る情報がある場合はそれをプラスする事もあります。

現在ではサーチエンジンや情報サイトが充実していて、知らない名前や専門用語など出てきても調べれば大概の事が出てきます。
だから、変な付加情報で間延びした文章にする必要はないという意見もあるかもしれません。
一言「ググれ!」で済むとw
でも、そこで検索などの 1 アクションが入ってしまう事で読む気を無くしたり、興味が別のところに移って帰って来ない事も考えられますから、やはり読み手の方が邪魔にならない程度に付加情報を付けて紹介する方が、書き手・読み手共にメリットが大きいだろうなと思うんです。

あきおさんの話を聞いて、更にその大切さに気付かされたというか、少なくとも身内だけで盛上がるバラエティ番組のようにはならないように気をつけようと思った次第です。

【2014年01月28日】:追記
最近ではフリー写真素材のモデルもされて多方面に活躍されている ブログ『OZPAの表4』の OZPA さん(@OZPA)から「以前殆ど同じ記事を書いた事あるけど、ホント大事」ってなツイートを頂いたので読んでみました。
OZPA さんの記事の方がより丁寧に書かれていて良記事なので合わせてお読みになる事をオススメ致します。
そう言えば、あきおさんも OZPA さんがどうとかこうとか言ってた様な気がするけど、酔っ払ってたので記憶が定かでないです。スミマセン f(^_^;

↓OZPA さんの記事は下記リンクからどおぞ。

「また来てもらえるブログ」になるために 〜伊集院光氏のラジオから学ぶ「ブログの丁寧な記事の書き方」〜 | OZPAの表4
【OZPAさんの記事】

▼ こちらは OZPA さんの著書です。

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中の人について

いぢま。

いぢま。Terufumi Ijima

静岡県出身、東京都在住。

1967年5月29日生まれのふたご座、血液型はA型、職業はフリーのシステムエンジニア兼ブロガー兼ライター兼カメラマン。

好きなものは仮面ライダー、特撮モノやSF映画、ギミックの付いたおもちゃ、iPhone・iPadなどのガジェット類、ビール、ウイスキー、飲み会、イベント、などなど。そんな話題を中心に日々情報収集と実践に励んでおります。

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