最後のページは画像が多くて少々重かったかもしれません。すみません。
出来る限り多くの情報をお伝えしたい一心で、という事で平にご容赦を。
『特撮スタジオ・ミニチュアステージ』に出ると壁面に当時の撮影風景や特撮監督たちの写真パネルが掲げられています。
これが70番、最後の音声ガイドになります。
ミニチュアステージ全体としては、こんな感じです。
スケール感が分かり易い様に樋口監督が困り顔で立ってますw
でも、近付いたり、ローアングル狙ったりすると、もう一気にその世界に入り込みます。
セット内に通路あって、そこを歩く事も出来るので気分は特撮スタッフ、或は巨神兵な訳です。
しゃがんで撮っただけで、ビルの合間から見える景色なんてほぼ実物
ここがメインストリート。
おススメ撮影ポイントになっているので、皆さん思い思いに特撮していらっしゃいます ヽ(●´∀`)人(´∀`●)ノ
で、撮影ポイントから撮るとこんな感じの絵が撮れます。
今朝撮った、ウチのマンションから見える景色です。
左奥に映ってるのがオイラの母校の中学です♪
ウソです。ミニチュアセットです。すみません。
別のアングルから先ほどの学校方向を撮ってみました。
背景の空に影が出来てなければミニチュアと判らない程の精巧さです。
ミニチュアステージ脇にはセット内に配置される道路標識などの演出物が展示されています。
これまた細かいとこまで作り込んであるんです。
もえるごみは月水金なのね。って、ゴミ出しの曜日まで確認出来ちゃう。
破壊された車の錆の表現とか脱帽ですよ。
公園の遊具なんて、ブランコや滑り台のボルト一本一本まで再現してあるぢゃないか Σ(゚Д゚;)
では、セットの中もご覧頂きましょう。
こんなリアルな団地?マンション?も裏から見ると木製の箱だったりして、またビックリ。
先にご紹介したメインストリートをセット内からローアンングルで撮ってみました。自衛隊も出動して大変な事が起きてる感がパネエっす。
あああ、東京タワー周辺もエライこっちゃです。
プロトンビームで焼き切られて崩壊したビル。
実際にあったらこうなるんだろうと納得してしまう程見事な造形です。
セットを通り抜けたところに西荻窪駅北口がありました。
実物とは若干構造が違いますが、コレもまた細かい。
コンクリートの雨染みの表現とかなんなん?ってくらい丁寧に作られてます。
雨染みだけじゃありません。
実在するパン屋さん「Dila」ですが、何が細かいって。
ブラインド、細か!
それだけじゃない。うはっ、店内も作り込んであるう! (≧∀≦)
奥の壁のポスターとかスゴっ!細か!
と、まあ、いちいち感動していると、あっと言う間に時間が経ってしまうといった次第であります。
でも、まだ、最後にもう一つ撮影スポットが用意されています。
何やら皆さん順番待ちをしていらっしゃるこの箱みたいなモノ。
実は。。。
撮って貰う人はこの民家の後ろ側に立ちます。
で、先ほどの箱の中を通して撮影すると、ちょっと背の高いおじさんになれるといった仕掛けです。
この技法は『巨神兵東京に現わる』の本編でも使われていますで、チェックしてみてください。
因に、このミニチュアの部屋をベランダ側から撮るとこんな感じです。
また細かいんですよ。コレも。
テレビの前にはプレステが転がってたり、本棚にしているカラーボックスには週刊少年ジャンプが並んでるし、そのカラーボックスの上には超合金の箱が置いてあったり、絶対本編じゃ確認出来ない様なところまで細かく作り込んであります。
と、以上で展示エリア全て回りました。
でも、最後にとんでもなく恐ろしいエリアが残っているんです。
そう、ショップエリア!
こんだけ特撮漬けにされて、気分はすっかりそっちの人になってる状態で、そこそこ小銭持ったオヤジがそんな所に入ったら、どうなるかぐらい容易に想像出来ましょう。
でもね、今回は特撮博物館ナメてて、家族連れで午後出なんてしたお陰で、ショップ入ってすぐに閉館時間だし、嫁の目が光っていたので、あれやこれやと買わずに済んじゃいました。買わずに済んだんです。買わずに。うううう、いっぱい欲しいものあったのに。。。 .・゚・(ノд`)゚・.
そんな中でもなんとかゲットしたのがこいつらです。
『注染てぬぐい』
何の柄かというと。。。
ウルトラセブン♪
なんでこんな中途半端な柄かというと。。。
えあっ!びびびびーーー!
被るとこうなる。
ちょー衝動買い。
『カプセルトイ』
ガシャポン!全3種類!
3回でコンプ!オイラ天才!とか思ってたら、この3種類にそれぞれレアカラーの蛍光色バージョンがあると。それは次回チャレンジで。
『記念メダル』
昔懐かしい日付や名前をガッコンガッコン打刻するやーつ。
この時点で閉館時間を15分オーバーで打刻出来ぬまま退散。
因に、ウチの娘っ子たちは『帰ってきたウルトラマン キャラメル』
飛び出す絵本的な仕掛けのついた普通のキャラメルですw
もう閉館時間過ぎてるし、で、大急ぎで選ばせました。
で、後で嫁の目を盗んで買おうと思ってた「図録と別冊『巨神兵東京に現わる』パンフレットの2冊セット」と「figma 巨神兵」を買わずに外に出てしまった次第です。
完全なるペース配分ミス。
そこで最後に、これから行こうと思っている方々へアドバイスをば。
ご観覧に際しての心得
- スケジュールには余裕を持つべし
前述の通り、オイラは軽い気持ちで臨んでしまった為に時間が足りずに最後はアタフタしてしまいました。
今回オイラは平日に行きましたが、休日に行かれる場合は更に待ち時間などを考慮したスケジューリングが必要だと思われます。 - カメラ撮影に慣れた者と同行すべし
今回オイラが写ってる写真は嫁に撮って貰ったものですが、出来ればもっとカメラに慣れた方と一緒に行ってお互い撮り合うのがイイと思います。
お一人で行かれる場合は、デジイチ首から下げてる様な「むむ、こやつ出来るな」って人を捕まえてシャッター押してもらいましょう。 - 同世代の者と同行すべし
今回オイラは家族で行ってしまいましたが、前半の昭和特撮シリーズ展示の時点で子供も嫁も飽きてしまって「早く先に進もうよお。」ってなっちゃって落ち着いて見られなかったんで、次回は一緒に盛り上がれる同世代の人と行こうと思います。 - 音声ガイドは借りるべし
音声ガイドが素晴らしい事は事前にいしたに (@masakiishitani)さんの「特撮博物館が超すごかったので、おすすめと注意点という観覧ガイド:[mi]みたいもん!」って記事で確認済みだったので借りましたが、ホントに素晴らしいので絶対借りるべきです。 - ショップに入ったら平静を保つべし
先にも述べたとおり、頭の中が特撮でいっぱいの状態でショップに辿り着くので見るもの全てが欲しくなります。
しかし、そこで冷静さを失ってはいけません。
いしたに (@masakiishitani)さんもおっしゃってますが、本当に買うべきは「図録と別冊『巨神兵東京に現わる』パンフレットの2冊セット」と「figma 巨神兵」です。
お金持ちの方はそれに『巨神兵レプリカ』48000円也を追加してもイイかもしれませんが。。。
それ以外のモノはもしかすると他でも買えるんじゃないのって感じなので、ここでしか買えないものに絞った方がお財布には優しいと思います。
以上、ご観覧に際しての心得でした。
と、まあ、最後はボリューム満点になってしまって、収集つかない感じになってしまいましたが、コレでもかなり絞ったんです。
本当は写真だけで316枚も撮ってまして、その殆どが最後の『特撮スタジオ・ミニチュアステージ』ですから、展示コーナーも撮影OKだったらどうなっていた事かと思います。
最後に、オイラから言える事は只一言。
兎に角、ホント凄いから行ってみ!と。
関連リンク
- 館長庵野秀明 特撮博物館 ミニチュアで見る昭和平成の技
- 東京都現代美術館 | MUSEUM OF CONTEMPORARY ART TOKYO
- 特撮博物館が超すごかったので、おすすめと注意点という観覧ガイド:[mi]みたいもん!
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